2007年 年のはじめに思うこと01
明けましておめでとうございます。
ホームランドコラム担当です。昨年も1年間つたない文章をつづらせていただきました。今年もまたお読みいただいて本当にありがとうございます。
昨年を振り返れば、昨年も色んな企業の方にお会いすることが出来ました。そしてお会いした方から色んなことを学ばせていただきました。実は、コラム担当は、ホームランドの運営するhumanlivingと言う地域情報を発信しているサイトにも関わっています。このhumanlivingのサイトの中に,地域の社長さんや店長さんをご紹介するコーナーがあります。手前味噌かもしれませんが、すごくその会社のことが判ります。
トップに立つ人がどうしてこの仕事を始めたのか、どのような姿勢で仕事に取り組んでおられるのか、じっくりお話を伺って掲載しております。今日は昨年にお会いさせていただいた会社の社長さんのお話もとても興味深く、学ばせていただいたので今年1年の目標としてご披露させていただきます。
(長いので2回に分けて掲載させていただきます。)
今回ご紹介させていただくのは、昨年11月にお会いさせていただいた社長さんです。 神戸市西区で建設・リフォーム業を営んでおられるウエストホームの中戸社長。
お話をお伺いさせていただく前に、私はその会社の担当者のお話やHPなどを参考にさせていただいていくつかの質問を用意して伺います。
例によって10ほどの質問を用意してお伺いしました。最初の質問は、創業者でいらっしゃるので「なぜこの仕事を始められたのですか?」からいつものようにご質問させていただきました。
そして戻って原稿をまとめようとしたのですが、いつもは質問させていただく→答えとなるお話をお聞きする。と言う繰り返しでインタビューさせていただきます。
しかし今回はちょっと違いました。詳細は「humanlivin社長・店長インタビュー」をご覧下さい。
2時間もの時間を頂戴して、伺った話の数々。とても心に残る勉強になるお話だったのですが、さてそれを原稿にするのに、どうしたらいいかなぁとしばし悩んでおりました。
そんな時、ふと目にした新聞。11月26日付け、読売新聞朝刊の論点でした。大阪大学教授 湯浅邦弘氏の書かれた物で、「懐徳堂精神を現代に生かせ」「大阪ブランド」と言う題名とキャッチ。
内容は、大阪は「お笑い」と「食」の町だけではなく、大阪有力商人によって創設された江戸時代から140年の歴史を刻んだ学問所があり、そこでは『経済の活動の基盤となる信義を説く倫理道徳』を講じていた。と言うものでした。
この『経済の活動の基盤となる信義を説く倫理道徳』と言うこの一文。に目が釘付けになりました。
その後に続く新聞の記事は、「人はなぜ生きるのか、美しく生きるにはどうしたらよいのか。それには、まず自己の内面を修養し、次に家庭内の秩序を整え、最後は確立した道徳性を社会全体に向けて発信していく。つまり内から外への段階的な道徳の育成を説いたのである。」
これぞまさしく中戸社長がお話してくださった内容だったのです。
大阪の有力商人が学んで欲しいと思い設立した塾は、経済活動(商売)の大切な基盤は、まず利殖のことではなく、信義(いつわったりあざむいたりせず、真実で正しい道を守ること。)だった。
余談ですが、この信義には「信義則」と言う言葉も有り『社会共同生活の場で、権利の行使や義務の履行にあたっては相手方の信頼や期待を裏切らないように誠意をもって行うことを求める法理。』と言う意味だそうです。三省堂提供「大辞林 第二版」より

新聞の抜粋内容の文章は硬いのですが、ウェストホームさんの経営理念や5つの信条がまさしくそれだったのです。中戸社長は、5つの信条のお話など交えてしてくださいましたが、これなどはずばり倫理観。会社の経営理念も信条の4つ目も判る、恥ずかしいのですが、でもどうして親孝行なんだろう?とまだぼんやり思っていた私。
「怪しい宗教と違うよ」とお話の合間に冗談をおっしゃっていましたが、中戸社長のお話は、まさしくどう生きるのか、それは人としてであったり会社としてのありかたであったりするのですが、そこから生まれてきたものがウェストホームと言う会社のありかただったのです。
5番目の『親孝行すること』自分を産み育ててくれた親に感謝して行動も取れない人間が、赤の他人様のことを真剣に家族のように考えられるはずもない。もうキャァーです。どうしてすぐにピンとこないんだろう私(恥汗)
この理念と信義則に基づいて何をすればいいのか。それを社員とともに考え実行した結果が、会社で扱う商品であったり、対応であったりしたということなのですが、貴重なお時間をいただいて、お話をお伺いさせていただいたのに、うまく表現できないもどかしさがありました。でもこの記事を読んでそうか、とストンと腹に落ちて来たのです。・・・・・(おっ遅すぎる。。。私)
きっとよく判っていない顔をしていたであろう私に、大きな裏紙に、キーワドセンテンスや木の絵を書いてお話してくださいました。
私の用意した質問は木の枝葉だったのです。そして中戸社長が答えてくださっていたのが、木の根っこ。
だから社長、2度も木の絵を描いてくださったんですね。。。
原稿掲載日: 2007年01月05日 金曜日 PM 12:34
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